蹴り飛ばした靴が怖い先生の大事なところに直撃した話


あーした天気になーれっ!

って靴を飛ばすゲーム、ありますよね。

小学校5年生の時に友達とそのゲームにハマっていたんですが、その時の話。


昼休みに学校の廊下でいつも通り上靴で靴飛ばしをしてました。

わたしが思いっきり上靴を蹴り飛ばした瞬間に角からA先生(♂)登場。

あっ…∑(゚Д゚)

と思った時は遅かった。

わたしの上靴は放物線を描いてA先生の大事なところに直撃っ!!

A先生は床に落ちたわたしの上靴をそっと拾い上げて、持ったまま自分の担任のクラスに消えて行きました。 

A先生は若い先生でしたが厳しく、親しくしていた先生でもありませんでした。


正直、その場で怒鳴ってくれた方がわたしは気が楽でした。笑

わたしは左足だけ上靴履いて右足は靴下の状態でしばらく立ち尽くしていました。


でも、このままにしておいたら後から絶対呼び出されて余計怒られると思ったので意を決してA先生の教室に突入。

「あっ、あの、さっきはすっ…みませんでした。」

この短い文でだいぶ噛みました。笑
 
この時点で先生の周りをキョロキョロ見ましたが、わたしの上靴はどこにもありません。

えっ、今取り上げたわたしの上靴は…?

とは言えるはずもなく、数秒の沈黙がひたすら長く感じたことを覚えています。



緊張と恐怖でここから先はどういう会話をしたかは一切覚えておりません。笑

先生は終始無表情で淡々と話す姿がとても強かったことがすごく印象的で今でも覚えています。(ちなみに上靴が直撃した時も無表情でした。笑)
 
小学生の頃のわたしは、大声で怒鳴られるより冷静に無表情で怒られる方がどれだけ強かったか…。



でもなんとか許してもらい、

教室の先生の机の後ろにある棚からわたしの上靴は現れました。

そんなとこ入れてたんかい。

ていうか、返すつもりなかったんか?!



そしてその日以来、靴飛ばしもやめました。笑





はい、わたしの靴飛ばし事件の話は終わりです。


よりによって当てるところも悪いですよね、本当に。

サッカーできないのにそんな時だけ命中率がハンパない。笑


良い子の皆さん。

靴飛ばしは人のいないところでやりましょう!

 

以上っ!